Apr 26, 2012

スウェーデンとスコットランドの旅–スウェーディッシュポップの謎<考察その2

前回の記事からだいぶ時間が経ってしまいました!
待っていてくださった方、ありがとうございます!
お待たせして本当に申し訳ありません!!!
(毎日、何をしていたかと言えば、後ほどなぜかを書きますが、
ひたすら作曲と譜面を書いておりました。。。あと料理。)

 

スウェーデンとスコットランドの旅、やっと完結です!

 

前回の記事の写真には一つ一つキャプションを付けていまして、
あれを読んでくださった方なら
ほんわかと伝わったのではないかなと思うんですが
私がスウェーデンに持った印象、それは、
シュール』です。

 

たしかに以前から「なんか変だなー」と思っていることはあったのです。
私の場合は音楽から入りましたから、
最初にエッグストーンやカーディガンズを聴いて、
ものすごいオシャレなのに、せっかくのオシャレさの腰を折ってしまうような、
既の所での小細工があって、なんか、もやもやする〜!
なんなのこれはー!って思ってました。

 

人生最初のスウェーデンもやもや体験


Carnival- the cardigans

古びた映像でヘアドレッサーのところに
free designeやらEnoch Lightやら飾ってあるのがにくいわけですが
(超おしゃれ!)←当時高校生の私の声
変なガッツポーズとか、ぼやーんとユルいところとか、
審査員のおじいちゃん達の色目とか
(え、、、???)←同上
当時の私は混乱していました。
「これは、わざとなの?本気なの?」と。

 

でも今回の旅でどういう事なのかがわかりました。

 

2日目に泊ったNykopingの川沿いの美しいホテル。
ベッドに置かれていたクッションがこれ!

川縁で椅子に腰掛けるカメラ目線のむっちりとした女性。
水際には3羽の白鳥、、、?!と思ったら、白鳥に紛れて
裸の男の人が!!!
しかも女の人を狙ってる???(目線!!)

一見、Nykopingのこのホテルから見える美しい風景と同じなので
すっかりだまされるところでした!!!
こんな片田舎なのになんという仕掛け!!!(||゚Д゚)!!!

 

そして、ストックホルム名物地下鉄アート。Karlaplan駅


えええ、、、、
ダリのトリックアートみたいなかんじの写真かと思ったら、なんだよこれ〜、
なんでガスマスクの人が居るのよー、地下鉄でこんなのシャレにならないよー!
いろいろシュール過ぎてわからない!(°⌓°)

 

アーランダエキスプレス、アーランダ空港駅トイレ。

わかった!!きっとこの壁の黄金色の人形みたいなものは、
○○○をあらわしてるんだ!!!黄色の床も!!!
アサヒのスーパードライホールの黄金の○○○だって
フィリップ・スタルクがデザインしたぐらいなんだから、
凡人には分からないなにかが○○○にあってもおかしくない!!O( ・`ω´・)

 

そんな風景を見てきた結果、わたしの感じたスウェーデンの謎、
この私がシュールに感じてる表現は、一体どこからくるのかを考えてみました。

 

スウェーデンの人たちは、いろんな猶予というか余地というか
余白を残しておくのが好きなのかもしれません。
目的がかっちり定まっちゃうのが嫌なのかな?
表現を詰め込みすぎない、すこし肩の力の抜けたものとか
適度にインチキっぽいものとかで、遊んでる感じがしました。
だから、わざとと言えばわざとなんだけど、狙ってる訳じゃなくて、
どう受け取ってもいいよーと、投げ出してるかんじ。
そしてアートに対して、とても寛容
まさにスウェーデン人の人柄の現れな気がします。
みんな自由にしてて、ゆるやかで、いい国だったなー。

 

最後に、

世界共通のいたずらかと思ったら
アーバンイヤーズというスウェーデンのヘッドホンメーカーの
プロモーションだったという(と、教えてくださる方が居ました!)!!
この像はもちろん公共物です。
スウェーデンの鉄道や運河をつくったニルス・エリクソンの像。

もしやとは思うけど、このアーバンイヤーズ製ヘッドフォンは
スマートフォン用にマイクも付いてるらしいので
エリクソン社のスマートフォンにアーバンイヤーズを繋いで、、、
なんて意味ではないですよね?

ほんと、スウェーディッシュは余地が多くて困る!!

そして冒頭でお話した譜面書きやら作曲の件ですが
実は、、、!!!!思い切って思いつきで新ユニットを結成し
いきなりライブをさせていただく事になりました!!!

次の記事その全貌をついに明らかにします、、、!!!

 

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