Dec 18, 2011

「物の家」について。居心地の良さとコックピット化=のび太化

みなさん、こんばんは!すっかり年の瀬、いかがお過ごしでしょうか?
私は今週は風邪をひいてしまい、引きこもっておりました。
そして部屋の模様替えというか、物の場所をうんうん唸って考えておりました。
私はこのことを「物の家」を決める、と呼んでいます。

なかなか決まらなかったのです。
私自身のメンタルの部分も多いに有るのですが、
単純に使い勝手が良いところがどこなのか
判断するのに時間がかかってしまいました。

例えば、うちにはハサミがリビング、キッチン、クローゼットに置いてあります。
キッチンは、野菜や調味料のパッケージを開くため。
リビングも、何かと入り用です。
クローゼットは、買ってきたお洋服に付いたタグを切るのに便利。

そう言う感じで、アイロンのしまう場所や、ゴミ箱の数、食器棚の中の器の配置、掃除道具の配置、薬の置き場所、化粧品の置き場所、CDの置き場所、本の置き場所、楽譜、経理書類、などなどなど、、、、決めて行きました。

でも一番困ったのは家具の配置でした。
これが決まればその他の「物の家」はおのずと決まって、
みんな意思を持ったかのようにすんなり収まってくれるのですが。
どんな家具が必要で、どこに置けば良いのか、それを見つけるのに、
引っ越ししてから今日までの半年を使ってしまいました。

そして、とりあえずですが、決まった、、、、!!!
決まると途端に居心地がよくなります。
男の人が行きつけの店を決めたがるのもこういう事なのでしょうか。

もう一つ、私は居心地の良い場所を作る事を「コックピット化」と呼んでいます。
これはその昔小沢健二さんがオリーブという雑誌で
「ドゥーワッチャライク?」というエッセイを連載していたのですが
そのときに出て来た話題で、
個人タクシーの運転席周りが自分の部屋のようにカスタマイズされていたり
宝くじ売り場のお姉様たちは自分の居る場所をそれはもう居心地の良いところにしていたり、
そういう状態を「コックピット化」と説明していました。
そこに座ったら必要な物はすべて手が届く所に置かれている!
のび太のようなかんじ?

でものび太って、そうやって面倒な事をショートカットする手間は惜しまない訳だから
本当の面倒くさがりでは無い気がする〜。

で、

コックピット化は長いから、のび太化と呼ぶ事にしました。

私のおうちもしっかりと、のび太化されております。

デジタルピアノとディスクトップ周り、
ダイニングテーブルとシェルフ周り、
ピアノルームの本棚とピアノの周り
キッチンに立った時の物の配置、

どれくらいのび太なのかは、ご想像にお任せします!のび太〜!


今日は「風邪で外に出られないからピアノを弾いてみた」シリーズをご紹介します。
ピアノは下手で頭をかかえてしまいますが、曲は当たり前ですが名曲なので、
お!と思われた方は、グレン・グールドとかホロビッツの名演を聴いて欲しいです!

その1 バッハを楽しく弾いてみた Bach invention #6 E dur BWV 777

大好きなインヴェンションの、異色な6番を楽しく自由に弾いてみた。。。ミスタッチとか、いろいろごめんなさい。Bach invention #6 E dur BWV 777

その2 シューマンを気持ちよく弾いてみた Schumann Kinderszenen Von fremden Ländern und Menschen

大好きなシューマンの「異国から」を楽しく気持ちよく弾いてみました。miette-oneのインスピレーションの元になってい­る曲です。技術的な事など、いろいろお許しください!
シューマン 『子どもの情景』より『異国から』


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