Sep 2, 2012

ミエットワンのグラスゴー大冒険・第1章の7〜日本対スペイン-プライマルスクリーム-APM-ナンバガ

           
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3日目の朝食時、ホテルは日本人でいっぱいでした!

第1章の2で少し触れましたが、今日は
日本対スペインのサッカーの試合が、
ここ、グラスゴーで行われる日だったのです。

グラスゴーでもオリンピックの試合があるんだ〜。
こんな時にちょうど重なってたなんて、、、
それでホテルも全然とれなかったわけだ、といまさら気がつく。。。

*******

3日目からはグラスゴー美術学校(Glasgow School of Art)の学生寮に泊ります。
ここは建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュの出身校で、
その校舎は彼の代表作品。

 

 

これは3月に来た時に撮った写真。校舎の入り口です。

グラスゴーではいくつかの場所でマッキントッシュの建物を見る事ができます

3月にグラスゴーに来た時に訪れた、美しい螺旋階段を登るビルは、
グラスゴーの中心にそびえ立つヘラルド・ビルディング

 

 

このビルから見た景色が序章の最初に載せたこの写真です!

グラスゴーの街が一望出来る!

 

 

そして、私が泊ってる学生寮は、マーガレット・マクドナルド・ハウスっていう名前がついてます。
これはマッキントッシュの奥さんの名前らしい。
ここは夏休みの間だけ、一般の人が泊れるようになっています。
いろいろ難はありましたが、安い!っていうのと、立地がめちゃくちゃ良い!というので
差し引きするとかなり良いお宿です。

 

スチュアートの映画の撮影を終えて、
この宿に荷物を置きに行く途中、ダグラスさんと歩いていると、
道の向こう側に停まっている高級車から出てくる、一人の女性。
グリーンの変わった模様のワンピースを着ている。
なにやら大きな声で呼びながらこちらに近づいてきます、、、?

 

ダグ ”え?誰? 非常にセルティックな格好、、、? 僕知らないよ? あれ? ??”

女性 ”きゃーーー!!!ひさしぶりーーーっ!!!!こんな所で会えるなんて!!!”

ダグ ”!!あ!!君かーーー!!!本当に久しぶり!!!!一体何年ぶりだろう?”

このあとは女性のマシンガントーク。

(ちなみにグラスゴーではこの立ち話っていうのが
コミュニケーションの重要な要素になっているように思えました。
「立ち話もなんですから、まあ、、、」と別の場所に誘導したり、
日本人みたいに早々に切り上げるような場面は無かった気がする。
座るのを勧められたりはあるはあるけれど、
でも大体は立ち話で済んじゃう。
みんなとにかくフレンドリーでよくしゃべってくれました。
なに言ってるのかはわからないのだけれど。)

 

”今日はサッカーを見にグラスゴーに来たの!
日本が勝ったのよ!あの強豪スペインに勝ったの!
私は日本のサポーターだからもう、興奮がとまらないわ!”

 

マシンガントークの女性のターンがずっと続いて立ち話。
10分くらいだったと思います。
女性と別れてからダグラスさんが説明してくれました。

 

”彼女はもともとグラスゴーの子でね、
今はロンドンに住んでるんだけど、
20年前、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーが
グラスゴーでDJイベントをしていたときに
いつも来てた子なんだ。
ボビーがグラスゴーで仕事の時には、
彼女が彼の子供たちを連れて遊びに行ったりして
面倒をみてたんだよ。”

 

おおお。。。

こんな状況でボビー・ギレスピーの名前が聞けるとは。。。
ボビーはたしかグラスゴー出身だったはず。
今はどこなのかなー。ロンドンかなあ。

それにしても色んな人に会うなー。

 

***********

このあとはベルズヒルに向かって、テスコでノーマンの両親に遭遇して
ダグラスの息子さんカルビン(秀才!)と
「どこでもいっしょ」のトロとクロのオセロ大会をして

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(カルビンに手加減してもらった。大人げなく勝ってしまった。)

 

漫画みせてもらって

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コナンだ!!!

 

アンパンマンの撮影会してたら時間が無くなってしまった!

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※アンパンマンが偽物の疑惑!

 

ポスターは次の日に持ち越されるのでした。(間に合うのか!?)

 

 

あと、こんな貴重なものも見せてもらったよ!

 

photo

第1章の5で登場のベルアンドセバスチャンのなれそめ(?)が綴られた、コミック!

 

photo

一コマ目で、眼鏡のおじさんに向かってしゃべってる人は

パステルズのスティーヴン(第1章の2登場)なんだって!

 

photo

腕組んでスマイルで座ってるプロデューサーがダグラスだそう!

 

ちなみに15年前のダグラスはこんなん↓↓だから、
似てると言えば似てる。

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一緒に写ってる、おもちゃのギター持ってるカルビンが可愛過ぎて
キュン死するわ。(ノ_<。)

 

この漫画には、1999年頃にダグラスさんがBBCで制作した、
ベルアンドセバスチャンのドキュメンタリー番組のことが描かれているようです。

 

それにしてもこの漫画、

フリッパーズの1stのブックレットに描かれたコミックを
思い出すじゃないですか!

あとナンバーガールのはじまりを描いた向井君直筆の漫画とか。

バンドって言うのは始まりのストーリーこそが青春なのかも。
あと漫画とバンドっていうのは相性がいい?
これは世界共通なのか、、、!?!?

 

 

そういうわけでポスター制作は翌日に持ち越されます!!

 

何度も言いますが、衝撃のポスターが出来上がりました。

 

>>第1章の8につづく!!!

P7280249

 

***ミエットワンのグラスゴー大冒険 もくじ***

■■ まえがき ■■

>>まえがき このブログの目的。

■■ 序 章 ■■

>>序章 もう一度グラスゴーへ行くことになったいきさつ。

■■ 第1章 ■■

グラスゴー約2週間のうちの前半1週間の出来事。
たくさんのグラスゴーの人達に会います。
フリッパーズ・ギターの「さよならパステルズ・バッヂ」の世界!
(第1章は13〜15話になる予定です。)

>>第1章の1〜空港パニック
>>第1章の2〜まずはパステルズに会いましょう
>>第1章の3〜Randolph’s Leapにキーボードを借りる
>>第1章の4〜ベルアンドセバスチャンは映画監督
>>第1章の5〜フラワーガールin God Help The Girl
>>第1章の6〜TESCOで遭遇!ノーマンズ・ペアレンツ
>>第1章の7〜JP対SP-PrimalScream-APM-ナンバガ ← イマココ!
>>第1章の8〜KiddとPearlfishersとBMXとAPM
>>第1章の9〜ヴァセリンズに渡した!Neu! Reekie!のイベント
>>第1章の10〜ボーイ・へアドレッサーズのその後とグラスゴーの温かみ
>>第1章の11〜monoの様子とTeenCanteenがとにかくかわいい
>>第1章の12〜The 13th Noteで撮影会!アダムとジェイソン
>>第1章の13〜まとめと用語説明(第1章終了)

■■ 第2章 ■■

グラスゴー滞在約2週間の真ん中でロンドンへ1日だけ行きました!
DANNABLYのジョージやジャニス達と街へ繰り出す!

>>第2章の1〜ロンドンで迷子&BMX Banditsの最新アルバム見切り発車情報
>>第2章の2〜少年ナイフとYuki Kawanaとロンドン
>>ただ今第2章の3を執筆中。(2012/9/30現在)
(第2章は2〜3話になる予定です。)

■■ 第3章 ■■

グラスゴー滞在約2週間の後半の出来事
いよいよレコーディング、そしてライブです!!!

(第3章は5〜7話になる予定です。)

■■ 第4章 ■■

おまけです。帰りにパリに寄ったのでその旅行記。

(第4章は3〜4話になる予定です。)

■■ 番外編 ■■

音楽と関係のない旅のエピソードを書きます。

>>番外編1〜グラスゴーで泊ったホテルでまかない食べた!

 

■■ 前回(3月)のグラスゴー行きのときの記事 ■■

3月の旅が、この大冒険のきっかけになりました。(over 100リツイートいただきました!)
>>スウェーデンとスコットランドの旅ーBMXバンディッツとパステルズに会ってきた!その1
>>スウェーデンとスコットランドの旅ーBMXバンディッツとパステルズに会ってきた!その2


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